リベンジポルノに屈しない

性的嫌がらせの新しい形

時代が進むにつれて、今まで考えられなかった形の犯罪や違法行為が誕生することがしばしばあります。
リベンジポルノはその代表ともいえるでしょう。
性的関係を持った男女が性行為中の画像や動画を撮影し、交際を終える、もしくは別れ話に発展したときに復讐という目的を持ってインターネット上に公開するという卑劣な行為です。
今回は、こうしたリベンジポルノの被害に遭ったときの対策や被害を防止するための方法をご紹介します。

 

リベンジポルノは法令違反

リベンジポルノは私事性的画像記録提供等による被害の防止に関する法律に違反する行為です。
性的な画像をインターネットやSNSのグループなどに拡散するといった行動をとったものに対して懲役や罰金刑を規定しています。
猥褻な画像をばらまいたということでわいせつ物陳列罪、ストーカーの性質を持った嫌がらせを伴う場合にはストーカー規制法違反というように、そのほかの法令にも違反しているのです。
最近では、性行為の写真だけではなく、プライベートの内容を示したメールなどを公開する嫌がらせも見受けられます。

損害賠償請求

リベンジポルノが発覚した際には、精神的苦痛に対しての慰謝料を損害賠償請求することが出来ます。
こちらは民事裁判による請求になりますから、法律の専門家である弁護士に手伝ってもらいながら損害に値する賠償額を決定しましょう。
公開された画像によって社会的地位や立場を深く傷つけられた場合には名誉棄損による損害賠償も期待出来ます。

 

どのような形で損害賠償をするのかは、弁護士の判断に任せるのが最適です。
また、弁護士を味方に付けるということで、相手側が示談などの提案をしてくることもあります。
そうした交渉においても弁護士は皆さんの代わりとなって矢面に立ってくれるのです。

画像や写真を撮らせない

リベンジポルノの原因たる画像や動画を撮影させないことが、こうした行為を予防する一番の方法です。
撮影したいと持ち掛けられたとしても、リベンジポルノが怖いからという理由で断る勇気を持ちましょう。
そうした予防手段を講じても被害に遭ってしまった際には、弁護士に相談することをおすすめします。

 

 

刑事事件における示談

自分が被害者になった場合

窃盗や傷害、詐欺といった犯罪の被害に遭った際には、示談という解決方法がとられることもあります。
被害に遭った立場から見て、示談とはどういう意味を持つのか。
今回は、もし加害者側が示談を持ち掛けてきたときの対応や示談交渉に臨むうえで重要なポイントを見ていきましょう。

示談が与える影響とは

そもそも示談とは、被害者が存在する刑事事件において加害者側との対話によって解決を図る行為のことをいいます。
親告罪と呼ばれる犯罪では、被害者側が告訴することで被害者としての意思を示すことになります。
告訴という行為は加害者を逮捕して、裁判にかけて欲しいという意志表示なのです。

 

仮に加害者側との示談が成立した際には、すでに双方で決着が付いているものとみなされて、検察側が起訴を見送ることもあります。
また、示談交渉の中で告訴を取り下げるといった条項が盛り込まれることも少なくありません。
すなわち、示談をするということは被害者側が加害者に対して有利に働く行為なのです。

 

 

 

被害者にとってのメリット

示談における被害者のメリットとしては、トラブルの早期解決を図ることが出来るという点があります。
詐欺事件でお金を騙し取られてしまったが、それをすぐに返して欲しいといった状態にあったとき、裁判を経ていては資金繰りに困ってしまうというケースも見られます。
示談交渉を済ませておけば、示談内容に則った返金や賠償がなされるわけですから、早期の返還が必要な場面では有効に働くのです。

示談交渉には弁護士が不可欠

多くの場合、加害者側は示談交渉に弁護士を立ててきます。
相手は法律のプロフェッショナルであり、加害者側の代理人ですから、加害者が少しでも有利になるように努めるはずです。
法律の素人が膝を突き合わせたとしても、こちらが納得出来るような示談内容にするのは困難といえます。

 

そのため、示談交渉の際には犯罪被害者であっても弁護士を頼ってみましょう。
弁護士であれば相手と自分の主張を理解したうえで、被害者にとって損のない示談を勝ち取ってくれる技術を持っているのです。
刑事事件の被害者という立場で示談交渉に臨む際には、ぜひ弁護士事務所をお訪ねください。

 

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